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2024年02月27日
今年も市内の12箇所の小学校を巡り、子どもスポーツ夢教室を開催しました。
夢教室の通常版では、宇部市にゆかりのあるプロ・トップスポーツチームのトップアスリートが子どもたちとスポーツを通じて交流し、スポーツを主体的に楽しむ習慣を身につけること、夢や目標に向かって努力すること、仲間と協力することの重要性を学ぶことを目的としています。
山口パッツファイブの教室では、来訪した選手の自己紹介に続き、学校の体育係が準備運動を指導しました。
その後、ドリブルリレーやシュートリレーなどの楽しい活動を通じて、バスケットボールの基本技術を学びました。
基本技術の練習のあと、約3分間の試合形式の活動を行い、選手たちとの交流を楽しみました。プロのバスケットボール選手のパスやドリブルの技術、スピード、そして大きな選手のダンクシュートなどの迫力あるプレーを直接体験することは、子どもたちにとって貴重な体験でした。
質疑応答の時間には、子どもたちが積極的に選手に質問する姿が見られ、バスケットボールの人気が高まっていることが感じられました。
さらに、山口パッツファイブの知名度は年々高まっており、既にチームを知っている子どもや、好きな選手がいる子どももいて、今後実際に試合を観戦したいという意欲も聞かれました。
レノファ山口FCの教室では、高木大輔選手がサッカーの実技交流と講演を実施しました。
実技交流では、高木選手がドリブルやパスの技術を直接指導し、得意なロングスローの飛距離やロングキックでボールのインパクト音の大きさを感じさせ、プロの身体能力の高さが実感できました。
実技交流後、体育館で高木選手はサッカー選手としての経験や苦労、良かった点について話し、子どもたちの質問に一つ一つ丁寧に答えました。
質問はサッカー技術やスポーツ基礎に留まらず、高木選手の夢や目標にも及び、子どもたちは熱心に耳を傾けました。
ミネルバ宇部の教室では、選手たちが自己紹介を通して、選手になるまでの経験やプロセスについて話しました。その後、宮嶋監督と廣田代表からフットサルとミネルバ宇部のチームに関する説明がありました。
実技指導では、音楽を使ったリズム遊びでウォーミングアップをし、基本的なパスやドリブルの技術を学びました。最終的には、児童たちと選手たちの間で交流試合も実施されました。
全体の指導では、監督が指導を行い、フットサルの基本技術をわかりやすく正確に教え、細かいアドバイスも提供しました。
交流を通じて、児童たちはサッカーとフットサルの違いを学び、女子トップアスリートの速さや技術を直接体験することができました。
夢教室実施の全12校を通して、710名の児童が参加しました。
これからも宇部市スポーツコミッションでは、宇部市にゆかりのあるプロ・トップスポーツチームのトップアスリートを小学校に招き、講演や実技の体験を通じて、夢や目標を持つことの重要性、努力の価値、そしてチームワークの大切さを子どもたちに伝える夢教室を展開していきます。
夢教室を通して、スポーツを愛する子どもたちがさらに増えることを願っています。
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