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2025年02月14日
2月13日(水)にそれぞれ西岐波小学校と新川小学校で、14日(金)に小羽山小学校でデフサッカー日本代表の松元卓巳選手によるデフアスリート交流教室を開催しました。
デフアスリート交流教室は、デフアスリートを招聘し、講演やデフスポーツ体験会を通して交流の場を創出し、デフスポーツへの親しみを深め、共生社会への関心と理解を促進することを目的として実施しました。
※デフスポーツとは、聴覚障がい者が参加することができるスポーツの総称で、聴覚障がい者が公平に競技に参加できるよう、特別なルールや環境を整えたものです。
松元卓巳選手は、聴覚障がい者のサッカー「デフサッカー」の日本代表主将で、ゴールキーパーの選手です。
講話では、ご自身も耳が聞こえにくいということで、障害と向き合ってきた経験やコミュニケーションのとり方、デフサッカーについて、そして夢を持つ大切さなど様々なお話をしていただきました。
また、講話の中で2025年11月に開催される聴覚障がい者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」を周知していただきました。
講話の後には、選手と児童たちで手話によるゲームや、声を出さないで大きなジェスチャーで相手に意思を伝えるなどの工夫を通して、デフサッカーによる交流をしました。
児童たちも積極的に松元選手とコミュニケーションをとり、デフサッカーの体験教室を楽しんでいました。
また、松元選手の世界選手権での銀メダルや、アジア大会での金メダルを実際に手に取って見る事も出来、貴重な体験をすることが出来ました。
交流して頂いた児童の皆さん、松元卓巳選手、ありがとうございました。
これからも当コミッションではデフスポーツやパラスポーツ等を通して、共生社会の実現に向けて活動していきます。
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