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2018年02月27日
オリンピック・パラリンピック等経済界協議会と連携し、市内小学校3校(神原小学校、吉部小学校、鵜ノ島小学校)で「パラリンピアン講演会&ボッチャ体験会」を実施しました。
本事業はすべての人がスポーツに親しむ機会をつくるとともに、障がい者と健常者がスポーツを通して交わることで、共生社会の実現を目指すプログラムとして実施しました。
パラリンピアン講演会では、ウィルチェアラグビー(車いすラグビー)官野一彦選手(リオパラリンピック銅メダリスト、ダッソー・システムズ所属)による、講演会を実施しました。
講演では、官野さんご自身の障がいのお話から、ウィルチェアラグビーとの出会い、リオのパラリンピックでメダルを獲得するまで、ご自身の経験や想いを織り交ぜながら児童のみなさんにわかりやすくお話しいただきました。
官野選手の目標に向かって貪欲に頑張る姿に、多くの児童が励まされた様子で、真剣に話を聞き入っていました。
また、ウィルチェアラグビーの見どころの1つである、車いす同士のぶつかり合いのデモンストレーションを実施した後、一部の児童や先生方に体験してもらいました。
車いすが激しくぶつかる音が体育館に響き、その迫力に子どもたちは目を丸くして驚いていました。
ウィルチェアラグビーに興味を持ってもらうきっかけを作ることができました。
その後、子どもたちにも障がい者スポーツを体験してもらうため、パラリンピック正式競技であるボッチャの体験会を実施しました。
講演を行った官野選手に加えて、パラバトミントン尾形千笑選手(大成建設所属)も参加して、子どもたちと一緒に戦略を考えながらボッチャを楽しみました。
ほとんどの児童が「ボッチャは初めて」ということでしたが、みなさんすぐにルールを理解し、試合が進むにつれて、どんどん腕を上げていく様子に先生方も驚いていました。
体験会中はどのコートからも大きな歓声があがり、終了後には多くの児童が「ボッチャ楽しかった」という感想を寄せてくれました。
今回は総勢124名(神原小学校44名、吉部小学校24名、鵜ノ島小学校56名)の生徒様と交流しました。
このような活動を通じて、障害者スポーツの楽しさを多くの人々に伝え、障がいがある人もない人も、一緒に気軽にスポーツを楽しむことができるような社会を目指していきます。
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