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宇部市スポーツコミッション

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共生社会ホストタウンサミットin宇部「パラスポーツパーク」開催!

2019年02月17日

共生社会ホストタウンサミットin宇部では、誰もが安心して暮らすことのできる共生社会の実現を推進するために、全国の共生社会ホストタウン登録14自治体が連携して、平成31年2月16日、17日にときわ湖水ホールで「共生社会ホストタウンサミットin宇部」を開催しました。

当コミッションでは、2日目に開催しました「パラスポーツパーク」の企画・運営を担当しました。

2020年東京オリンピック・パラリンピックを控えて、誰もが生き生きとした人生を送ることができる共生社会の実現は全国的な課題です。

パラスポーツパークでは、すべての人がスポーツに親しむ機会をつくるとともに、障がい者と健常者がスポーツを通して交わることで、真の共生社会の実現を目指すプログラムとして車椅子バスケットボール日本代表選手として、3度パラリンピックに出場した岩野博さんによるトークショーと5つのパラスポーツ体験会を開催しました。

岩野さんのトークショーでは、バイク事故により車椅子生活となった話からリハビリの中での車椅子バスケットボールとの出会い、日本のトップ選手となりオーストラリアでのプロ車椅子バスケットボール選手としての挑戦まで幅広く、お話し頂きました。また3度(バルセロナ・アトランタ・シドニー)のパラリンピック出場経験の話や自信が現在勤めているスポーツ施設の管理者として、共生社会の実現へ向けて日頃感じていることなどもお話し頂きました。

その他、競技用車椅子バスケ車と通常の車椅子の違いについて、参加者に分かりやすくレクチャーしていただき、車椅子のスポーツや通常の車椅子について理解が深まりました。

トークショー終了後には、地元のスポーツ少年団のバスケ選手たちとフリースロー対決を行い、交流を深めて頂きました。


岩野さんには引き続き、山口県車椅子バスケットボール連盟の選手の皆さんと一緒に車椅子バスケットボール体験会にもご参加いただきました。

車椅子バスケットボール体験会では、実際に競技用車椅子バスケ車に試乗し、体験することで車椅子バスケ車の乗り心地や操作性、車椅子とバスケットボールを同時に扱う難しさなどが体験できました。

パラリンピック正式競技であるボッチャの体験会では、山口県ボッチャ協会の皆様や大会への出場経験もあるボッチャの選手にもご協力いただき、ルールや競技の面白さ、奥深さを知ってもらうことができました。

また、スペシャルゲストとして、宇部市出身の日本ボッチャ協会強化指定選手である内田峻介選手にもご参加いただき、エキシビジョンマッチや参加者との交流をして頂きました。

卓球バレー・フライングディスク体験会では、宇部市障害者ケア協議会スポーツ部会のメンバーに協力して頂き、障がいのある方もない方も一緒に楽しくパラスポーツの輪ができていました。

タンデム自転車体験会では、山口県サイクリング協会のメンバーにご協力いただき、屋外で2人の乗りの自転車を体験して頂きました。

実際に視覚障がいがある方を後方に乗車してもらい、息を合わせてサイクリングを楽しんでいただきました。
視覚障がいのある方からは風を切って気持ち良かったと感想を頂きました。

今回のパラスポーツパークでは、約700名のご参加をいただきました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

(一社)宇部市スポーツコミッションでは、今後も健常者・障がい者・高齢者などすべての人がスポーツを楽しむことができる機会や、アスリートや指導者との交流ができる機会を創出していきます。

また、このような活動の中でパラスポーツの楽しさを多くの人々に伝え、障がいがある人もない人も、一緒に気軽にスポーツを楽しむことが日常化しているような社会の実現を目指していきたいと考えています。

◎国が進める共生社会ホストタウンとは…
パラリンピアンとの交流などをきっかけに、共生社会の実現に向け、ユニバーサルデザインのまちづくりと心のバリアフリーに取り組むホストタウン。
平成29年12月、宇部市は共生社会ホストタウンに全国で初めて登録されました。
登録の状況:本市を含め14自治体(平成30年11月現在。明石市、飯塚市、大分市、川崎市、神戸市、世田谷区、高松市、田川市、遠野市、鳥取市、鳥取県、浜松市、三沢市 )

関連リンク

宇部市HP「共生社会ホストタウンサミットin宇部」

関連ファイル
共生社会ホストタウンサミットin宇部チラシ

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