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2021年03月07日
東京2020オリンピック聖火が俵田翁記念体育館で展示されました。
聖火の展示は総務省の地方創生事業で、全国14道府県で行われ、山口県内では宇部市が唯一の展示会場として選定されました。
当日は、シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんがゲストとして来場しました。
東京2020オリピック聖火歓迎セレモニーでは、聖火が灯されたランタンを手に高橋さんが入場し、聖火を披露して頂きました。
高橋さんからは
「私にとって、聖火は心の炎。みんなの心にも炎がともれば。」
とご挨拶を頂きました。
セレモニーに出席した篠﨑市長からは、
「聖火を宇部に迎えることができ、皆さんに観てもらえる貴重な機会。希望の光となり、東京2020オリンピックを感じてもらえれば。」
とご挨拶を頂きました。
セレモニーの後、高橋尚子さんによる「スポーツ夢教室特別版」を開催しました。
市内中学生・高校性の陸上部員とスペシャルオリンピックス日本・山口の陸上プログラムのアスリートなど130名を招待し、アスリート講演と実技指導を行いました。
アスリート講演では、アスリートとして強くなる為の3つのポイントとして、目標を持つこと、諦めないこと、周りの人に感謝することが大切であると伝えて頂きました。
また、学生時代のエピソードとして中学生の時に日の丸を背負ったアスリートから「練習後の100m×3本が差をつける」という話を聴いてからずっと実践していたこと、高校生の時に初出場した都道府県対抗女子駅伝での区間成績は47人中45位の成績で1位になれたのは8回目の出場だったことなどのエピソードを紹介され、決して特別な力があったわけではなく、目標を持って努力を積み重ねていた結果であり、誰にだって強くなるチャンスはあるということを伝えて頂きました。
高橋さんから、
「陸上が好きだという気持ちを大切に、毎日のちょっとづつの努力が力となり、金メダルや世界記録にも繋がった。ここに集まったみんなにもその可能性があると思うので、夢や目標をもって諦めない気持ちで頑張ってほしい。」
とメッセージを頂きました。
実技指導では、陸上のウォーミングアップから、長距離を走る為の体づくりのポイントとして体幹やお尻回りのトレーニングなどを指導して頂きました。
また、高橋さん自身が中学時代から練習後に取り組んでいた練習メニューや疲労を上手にとるダウンの際のジョギングのポイントなども教わりました。
最後に高橋さんを囲んで集合写真を撮りました。
参加した学生からは、
「とても勉強になった。聴いたことをさっそく練習に取りいれたい。」
「陸上で結果を出して、高橋さんに取材してもらえるくらい活躍したい。」
「聖火を見て、高橋さんの話を聞けたので、部活で心に炎を灯して、これからも頑張ります。」
などの感想がありました。
午後からは聖火展示を一般公開し、370組約1100名の方が来場されました。
また、高橋さんによるトークショーも開催し、300名の参加がありました。
その他、高橋尚子さんコーナーでは、高橋尚子さんの紹介パネルや金メダルやゼッケンなどを展示し、聖火リレーパートナー企業出展ブースでは、聖火リレートーチも披露されました。
聖火は再び、聖火リレーの炎として山口県を巡ります。
山口県では5月13日・14日の日程で予定されており、宇部市では14日、8時35分(予定)に恩田運動公園野球場を出発し、彫刻「再会の門」前(設置場所:俵田翁記念体育館前)、国道190号線(小郡方面)等を通過し、ゴール地点であるときわ公園UBEビエンナーレ彫刻の丘に9時18分(予定)に到着する約3.4㎞のルートとなります。
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